DESIGNER RECOMMEND -デザイナーの拘りから人気の秘密を紐解く。 “JEWELRY OVER SHIRTS”

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DESIGNER RECOMMEND -デザイナーの拘りから人気の秘密を紐解く。 “JEWELRY OVER SHIRTS”

“ORIGINAL STANDARD”をブランドコンセプトに現代的な柄、フォルムを提案しているCLANE。シーズンを代表するアイテムをピックアップし、デザインやシルエット、素材に込めたデザイナーの拘りを紐解く「DESIGNER RECOMMEND」。

今回ご紹介するのは、2月27日(金)発売の”JEWELRY OVER SHIRTS”
その魅力を、デザインの視点から細かくお伝えします。

JEWELRY OVER SHIRTS ¥32,000+tax
カラー:ホワイト、ミント、ブラック

JEWELRY OVER SHIRTSのデザインは、シャツを作ろうという発想から始まったものではなく、ひとつのパーツとの出会いがきっかけでした。

目に留めたのは、美しい球体のスタッズスナップ。
一般的なスナップとは異なり、オス部分がドーナツ状ではなく、フラットな受け皿になった、どこかモードで洗練された佇まいのパーツでした。

この球体のスタッズを使って、何か作りたい。
そう思った瞬間に浮かんだのが、シャツのボタンとして使うアイデア。
2サイズの球体が揃っていたこともあり、シャツに落とし込むイメージが一気に具体化していきました。

CLANEではこれまでも、ボールモチーフのジュエリーやスタッズをシーズンテーマとして取り入れてきました。
このシャツに施された球体スナップも、ハードなスタッズというより、女性らしい曲線を持つ“ジュエリー”のような存在。
シャツそのものにジュエリー要素を持たせることで、あえてアクセサリーを足さなくても成立する一着に仕上げています。

スタッズのカラーは、柔らかさを意識してシルバーではなく、淡いイエローゴールドをセレクト。マットな生地の質感に、さりげない艶が映えるバランスを追求しました。

球体スタッズに負けない存在感を持たせるため、素材選びにも細心の注意を払っています。
生地はコットンをベースに、シルクとウールを少量ブレンド。
シルクの上品なしなやかさと、ウールのドライな表情が加わることで、シャツでありながら軽い羽織のような奥行きのある質感に。
タイプライターのような軽さではなく、あくまで“シャツジャケット”を思わせる中間的な肉感を意識しました。

シルエットは、ボックス型のストレートライン。
裾をあえてラウンドさせず、シャツすぎない印象にすることで、羽織としても着用しやすい設計にしています。
袖にはレイヤーデザインを取り入れ、シンプルな中にも一癖を。
さらに裾にスリットを入れることで、全体に軽やかな抜け感をプラスしました。

フロントだけでなく、カフスや襟元にも小さな球体スタッズを配置。
部位ごとにサイズを変えることで、さりげないリズムを生み出しています。
軽い羽織としても、アウターのインにレイヤードしても、フロントに覗く球体スタッズがスタイリングのアクセントになります。

運針も細かく設定し、通常のシャツよりも時間と技術を要する仕立てに。いいシャツを作るという想いが、目に見えない部分にまで込められています。

ひとつのパーツから始まり、素材、シルエット、縫製へと丁寧に積み重ねられたデザイン。JEWELRY OVER SHIRTSは、CLANEの“ものづくり”を象徴する一着です。

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