25AW 「赤リップを主役に。シンプルに引き算した、大人のモードメイクを紹介。」
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25AW 「赤リップを主役に。シンプルに引き算した、大人のモードメイクを紹介。」

RMKとのコラボレーションで生まれた今回のメイクLOOKは、鮮やかさよりも深みとモード感を重視した赤リップを主役に据えたメイク。
目元はあえてマットなアイシャドウを単色でアイホール全体にのせることで、引き算の美学を感じさせる、潔く洗練された印象に仕上げます。
アイブロウは、着用するスタッフの個性や顔立ちに合わせて、似合う形や色を柔軟に提案していきます。赤リップが映えるように、全体のバランスを抑えつつ、女性らしさと強さの両立を意識したLOOKをご紹介。
1. BASE MAKE

秋冬のメイクも、まずは“ベースメイク”から。
乾燥が気になる季節は、うるおいをしっかり仕込みつつ、肌を守ってくれるベース選びが仕上がりの印象を左右します。
今回のLOOKでも、前回と同様、スキンケアの延長のように使える軽やかなベースメイクを採用。メイクを重ねても厚ぼったくならず、洋服とのバランスも自然に整います。
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■ STEP 1:UVケアを仕込む
使用するのは、美容クリーム効果もあるUVフェイスプロテクター。
紫外線はもちろん、空気中のチリやホコリ、PM2.5、花粉からも肌を守ってくれます。ウォーターベースの軽やかなテクスチャーで、肌にスッと馴染み、RMK最高レベルのUVカット力を発揮。汗やこすれにも強く、日常使いにぴったりなストレスフリーなつけ心地です。
左:RMK UVフェイスプロテクター エンハンスト ¥3,850
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■ STEP 2:下地で肌をフラットに整える
次に使うのは、毛穴や凹凸をぼかしながら、肌の透明感をキープしてくれる下地。
指の腹でクリームを均一にスライドさせながら塗布することで、肌にピタッと密着し、厚塗り感のないナチュラルな仕上がりに導きます。
“毛穴を埋める”のではなく、“なじませて目立たなくする”ようなイメージで使用するのがポイント。
この下地はファンデーションとの間に挟むブリッジ的アイテムなので、このままナチュラルなツヤ肌で仕上げても、コンシーラーやファンデーションを重ねてもOK。
中央:RMK リファイニング ポアレス スキン ベース(01) ¥4,400
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■ STEP 3:パウダーで仕上げるロースキン
最後に、セッティングパウダーをブラシで軽やかにのせて仕上げます。
色味のない透明パウダーなので、あくまで“軽さ”を出すのがポイント。まるでスキンケア後のような自然な艶と透明感を残しつつ、テカリや皮脂崩れを防いでくれます。
微細なパウダーが白浮きせず、毛穴やくすみをふんわりカバーし、内側から輝くような肌印象へ。さらっとしながらも乾燥感のない仕上がりで、時間が経っても美しさが続きます。
右 : RMK シルクフィット セッティングパウダー ¥5,500
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\ POINT /
CLANEの秋冬LOOKを引き立てるには、素肌のような“なじみ感”と洗練された質感が鍵。
塗り重ねるよりも、肌本来の美しさを整えて魅せる“スキンベース”の発想で仕上げることで、素材感やシルエットのある洋服とのバランスが生まれます。
2. LIP

今回のLOOKでは、リップを主役に。
普段のメイクでは目元から仕上げていくことが多いですが、今回は最初にリップをのせて全体のバランスを整えるのがポイントです。リップからメイクの軸を決めることで、目元やチークの色の濃さ・引き算加減も調整しやすくなります。
使用するのは、RMKから登場する赤すぎない、こっくりとしたブリックレッド。
レンガのようにほんのりとブラウンやイエローを含んだ、深みのあるベルベットレッドで、モードすぎず、肌にしっとりと馴染むような上質な色味が特徴です。
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■ 塗り方のポイント
リップは直塗りでラフに中央からのせ、全体に馴染ませていくのが今っぽい。
仕上げには筆を使って唇の輪郭を調整しながら、軽く塗り込んでいくような塗り方がおすすめです。
口元の印象を左右するフォルムも、今季は“直線”と“曲線”の中間のような塗り方を意識。
唇の山を強調しすぎず、かといってストリート感のあるフラットなラインにも寄せすぎない、クラシックとモードのいいとこ取りのような形が、CLANEの今季のムードにマッチします。
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\ POINT /
このリップだけで、顔全体が引き締まる。
リップにしっかりと色をのせることで、その後のアイシャドウやチークの濃さも調整しやすくなり、全体のバランスが取りやすくなります。
RMK ベルベットシーン リップカラー 10 フレイム オブ フェイム
4,400円(セット価格) *7月25日発売
3. EYE SHADOW

目元はあえてミニマルに、マットなワンカラーで仕上げて。
今回使用したアイシャドウは、ほんのりくすみ感のあるソフトマットな質感。
パウダーなのに粉っぽさを感じさせない、うっすらと透けるような発色で、まぶたにさりげない陰影とニュアンスをプラスしてくれます。
色を主張しすぎず、抜け感を演出したいときは、指の腹でふんわりとのせるのがおすすめ。
目のキワからアイホールに向かって、ナチュラルに広げるだけで、リップを主役に引き立てるシンプルなバランスが完成します。
RMK インフィニシェイド シングル アイシャドウ 03 サンリット スウェード
3,080円(セット価格)
4. MASCARA

あえてノーマスカラにする引き算も、今の気分。
使用する場合は、まつげの存在感を軽やかに引き立ててくれる“フェザータッチ”なタイプがおすすめです。
ボリューム感よりも、自まつ毛本来の自然な影を活かすように、まつ毛の生え際にさらっと塗ることで、程よく目元を引き締めてくれます。
RMK フェザー ウィスプ マスカラ 04 ウィスパー ブラック
4,180円

5. EYEBROWS

アイブロウは髪色や肌色、ファッションに合わせて調整。引き算の感覚で“整える”のがポイントです。
今回は、ブリーチ眉を活かしたヘア&メイクを提案。
まず毛が薄い部分をペンシルで埋めたあと、ブラシで毛流れを整え、最後にアイブロウマスカラで全体の色をトーンアップ。
「描き足す」よりも「活かして整える」ことで、抜け感がありながらも洗練された印象に仕上がります。
RMK アイブロウ カラー 01 バタースコッチ
3,520円
6. CHEEKS

仕上げのチークには、25SSでも好評だったRMKのカラースティックを再び使用。
濡れたようなツヤとフレッシュさを与える、柔らかなピンクトーンが、今回のマットな質感やくすみ系カラーとのコントラストを際立たせてくれます。
頬骨より少し高めの位置に、指の腹で軽くタップしながらなじませていきます。
さらに、ハイライトとして、鼻筋のつけ根あたりから、鼻先に向かってほんのりと色を入れると、顔全体に自然な血色感と立体感が生まれます。
RMK ラディアントカラースティック 02 ポーラー ルビー
3,630円

いかがだったでしょうか。
今回のメイクLOOKは、RMKとのコラボレーションによって実現した、繊細な質感と絶妙なカラーバランスが魅力。
秋冬らしいムードを保ちつつ、どこか軽やかで今の気分に寄り添った仕上がりとなりました。
CLANEの25AWコレクションと合わせて、自分らしく洗練されたスタイリングをぜひ楽しんでみてください。